アリとキリギリス、野球とサッカー
- 「もっと人を知りたい」
昔、経営・人事コンサルタントをしていたからか、人を類型化して理解しようという傾向があります。
コンサルティングというと聞こえが良いものの、仕事の力点は、いかに「やる気」にさせるか。
業績が上手くいかないのは、最低限の「あるべき業務や処理」がなされていない、わかっていても気持ちの問題・仕事場のムードや環境でできないと変に居直る=仕事に対する会社全体の倦怠感が問題。
その気持ちを打破するには、「その人(達)」を理解し、その人に一番効く言葉や説明方法を『短時間』で見切る必要があるのです。世に有名なカリスマ・コンサルタントなら別ですが、当時30歳前の青二才コンサルタントには、知識や技術より重要なのです。
そこで類型化技法として色々考えた第一弾が「アリとキリギリス」
「頭と体、どう反応する人なのか」を類型化しようとしたのです。
アリを頭「ア」体「リ」、同様にキリギリスを頭「キリ」体「ギリス」に分解し、マトリックスの横軸に頭部分、縦軸に体部分を置き組み合わせてみて「新種の昆虫」も作ってみました。
- mark考案「アリとキリギリス」パターン類型マトリックス
ア | キリ | ||||
---|---|---|---|---|---|
リ | ア・リ | キリ・リ | |||
ギリス | ア・ギリス | キリ・ギリス |
- 「ア・リ」
- まじめに考え+コツコツと活動する=まじめタイプ
- 「ア・ギリス」
- 生真面目に考え+人と違ったアプローチをする=計画Okay、でも君ねぇ...
- 「キ・リリ」
- ユニークな考え方をするが+普段はまじめ=知恵袋?
- 「キリ・ギリス」
- ユニークな考えをし+トリッキーな活動をする=さぼり??
企業においては、やはりアリさん主体でないとうまく行かない。キリリも必要。ただし、若干数なら活性化につながるアギリスとキリギリスも増えてくると...てんでバラバラになってしまって、困り者。
こんな類型化の他に
- 野球小僧
- 瞬発力はあるが、相対的にダラダラタイプ=集団で集中維持させることが必要
- サッカー小僧
- とにかく動いていないとダメタイプ=集団としてリードしておかないと勝手にどこへ行っちゃう
- 卓球小僧
- 集中力はメリハリある、力技不得意=折衝などよりルーチン業務が良い
- テニス小僧
- 力技も集中力もある=ルーチンより特殊業務に強い
知らない間に、こんなことを組み合わせて「人を理解」しようとしているんです。とくにスポーツ型については、どんどん類型パターンが増えていくんですがね。
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人を類型化というと、なんだか「レッテルを貼る」「決め付ける」という様にとられがちですが、私の場合
- 「その人を手っ取り早く理解」していくための第一歩
- 一旦類型化して補正しながら、どんどんその人の内面に近づいていく
- そのため、時には新しい類型化手法・パターンが生まれたりもする
といわれてもねぇ、「markさんこんな風に、私のこと見ているんだぁ〜!!」なんていわれる方も居るかも知れませんよね。
でも大丈夫ですよ、仕事以外では使いませんのでね。
というより、仕事=収入や昇進という基本的目標が同一だからこそ、類型化もしやすい。
私的時間の場合は、目標や目的も様々。しかもリラックスしていますから反応もバラバラ、類型化パターンに押し込むことできないですよね(笑)
本日の写真を見ても判ります。
バンドメンバー7名で撮った写真を基に、CDラベルの様な処理をしてみました。
バンドというひとつの目的に向かっている集団でも...
「CDラベルっぽく撮るからね、皆さん顔をできるだけ近づけて!!」
この依頼に対する反応が....7人バラバラですもの。
まっバンドの場合、この様々なキャラクターが唯一無二のアンサンブルを生み出すため、大変重要なんですがね(苦笑)
- お知らせ
- 123 Count Up Live
内のバンドthe MIND"O"BAND(MOB)が出演するライブ・パーティが決定しました。
- 日時;12月3日(土曜) 17-20:00
- 場所;IMSOMNIA [蘭桂芳]
- 内容;3バンドによるライブ 呑み放題!! HKD200
参加バンドも決定し、完全実施が決まりました。呑んで踊って、集まった方々と楽しく接して下さいね!!