便利になること

数ヶ月バイク用のヘルメットを新調しようと、ショップ回りやネットチェックをしていたところ、見つけましたよバッチリのものを。

で、またショップめぐりしたものの、私の住んでいる周辺には扱っているところがない。

仕方なくまたネットチェックをしていたところ、近隣の会社が扱っていたのですが...


少しのことだけれど高い。



県外のお店よりも数百円〜千円単位ではあるものの、どうしても高い。



エコを考えれば、近隣の会社から買うべきなのだけれど、私も消費者の一部であり、安いことが絶対ポイントなので取り寄せることにしたのですが。


関東の会社の製品を北海道から取り寄せる格好になったのです。


注文先から宅配便の番号を確認して所在をトレースしました。


便利になったものです。
わずか2日で北海道の郡部から届きました。


届いたヘルメットを手に取り、満足間に包まれていたのもつかの間、何かおかしいと思いました。


最近購入している私の趣味の品はほとんど県外からこういう経緯で運ばれてきます。


よほど私が近隣の会社やショップが取り扱いたがらない特殊な・変わったものを所望しているのかも知れませんが、あまりに近隣になさ過ぎる。
あっても遠方の方が安い。
しかもネットや宅配便が距離の遠近を無いものにしている。



経済の原理で悪い商品や悪い販売方法は駆逐されて仕方ないのでしょうけれど、自身には見えないところで経済が動いている。
私たちの仕事もその通りなのでしょう。



作り手の手から、販売者の手へ、そして最終消費者の手へ思いとともに伝わるべき商材がドライに流れていく。
(私が入手させていただいているショップの方はみなさん親切でしたが)
怖い時代、流通についてまったく考え方を変えなきゃいけない時代になってしまっているのでしょうね。



地域活性って難しくなってしまうのでしようかね。