MD

marktheshadow2007-11-13

ミニディスク、小型の磁気円盤をカセット状のケースに入れたもの。音楽などの記録媒体



最近余りみないですよねぇ、MD。



発売当初は「カセットより小型で、CDRより扱いやすい」ということで爆発的に売れた...と記憶しているのですが。
貧乏症な私は「普及品が出て安くなるまでのガマン...」と時期を待つしかなかったのですが。


ネットで調べてみると、2002年9月にソニーがMD販売10周年パーティを行っています。ということは...1992年発売!!


私が始めて買ったのは、2000年頃。もうすでにMDは一般品になり、MDを組み込んだPCが発売されたり、カーステやコンポなどにMDは当たり前に付いている時期でした。


私は録音機能付きのMDウォークマンを買い、デジタルで作成したオリジナル曲をバックにアナログのギター演奏や歌をむりやりミックスダウンさせるという「ハイテクをローテクで仕上げる」=よくいうと工業生産品をたくみの技で仕上げる、悪くいうと「貧乏人の半デジタル音楽」みたいなことをやっていました。


これがまったく時間がかかる。
デジタルで仕上げたバックは何度でも同じ様に再生できる。
そこに重ねるギターや声は一発どりですから、誰かが失敗したら最初からやり直し。3人分の声と楽器二つ分を一本のマイクでとるわけですから難しい。順番に失敗の連続。
失敗だけにとどまらず、鳥のさえずり、犬の鳴き声、近所のくそガキの声、物売りのどら声、車のクラクション...すべての外部音がNG。


何度もやり直しばかりしていると構成自体も変えたくなってきちゃう。
まとまりもなくなる。


1日かけても1曲できるかどうか。(笑)



そんなこんなでMDウォークマンを活用していたものの、すぐにデジタルミキサーなどの機材を買ったのと、MP3の時代に突入したためMDを使う必要がなくなってしまった。
2005年バンド活動する際に演奏状況のチェックがしたくてMDウォークマンを久しぶりに使おうと思い空のMDを買いにったら...どこにも売っていない。


日本ではいまだにMDを買うことができますが、香港ではなかなか買えないものとなっています。
苦労して探し回って見つけたのはなんと、100円ショップならぬ10ドルショップ!!
そのお店はジャスコ経営のダイソーのお店。


そりゃあるわなぁ。(苦笑)


ということで、絶対遠からずMDはなくなる運命にある...とは思うのですが、実際はDVDやブルーレイなどがMDのサイズになって復活してくると思うのですよ。


さぁて、MDの復習劇はいつ始まるのか?!
楽しみ楽しみ!!!






ってそんな世迷言言っている間に、ダンボール箱一杯になっているMDを片付けなきゃ。あれ面倒なんですよねぇ、曲名やタイトルを書いたカバーとMDをあわせるのって....
百人一首より難しい。。。(笑)