KO
ノックアウト
完璧に日本語化してしまった言葉ですよねぇ。
国語辞典でノックアウトを調べてみると...
- ボクシングで相手を打ち倒して、10秒経過するまでの間立ち上がれなくすること
- 野球で、相手投手を打ち負かして交代させること
- (転じて)相手を徹底的に打ち負かすこと
だそうだ(笑)
戦時中敵対外国語が使えなかった時、どう表現してたのでしょうかねぇ?
ただ単に「叩きのめす」と表現したのでしょうねぇ、きっと。
でも、いまやこういう外来語はどんどん変化してますからねぇ、「叩きのめす」という表現だけでは難しい場合も...
彼はその香りに「KO」された。
彼はその香りに「叩きのめされた」。
何かちょっと違いますよねぇ。(笑)
後者はなんだか
彼はその強烈な匂いに「鼻がもげそうになった」
って感じてしまいそうですよねぇ。
こういう「色香」にドキンとする時、KOというイメージ以外表現しにくいのも事実。
一目ぼれの商品を見つけてしまった場合も一緒。
私こういう「一目ぼれ買い」が多いんですよねぇ。
「衝動買い」とも少し違って、頭の中でどんどんその商品が増殖してしまうんですねぇ。最悪の場合まで考えて、「不要になった時、誰に3
げれば喜んでくれるか」まで考えて。
ファッション品だと大抵は息子に行き、装飾品だと娘行き。
去年香港から帰ってきて「派手だし、当分日本でこれは着ないなぁ...」なんていうものを子供達にドカチャカあげたのですが、最近子供がそれらを身に付けているのを見ると「しまった! やるのが早すぎた!!!」と後悔
ばかり。
私の場合どうも「衝動買い」ならぬ「衝動おすそ分け」の要素が高いようで、子供が身に付けているのを見るたびに「二度目のKO」となるのです。
で、仕方なく「よ〜し、お金を貯めてもっといいものを買ってやるぅ〜」と前向きの方向に無理やり持っていくのですがね。
実際に他人にKOされるのは避けたいものですが、こういうKOは生活するはずみになってよいものと思いこみましょう。
はい、それでは皆さんも人にドンドンお気に入りを上げましょうね。
(こういう時は是非私のところへお送り下さい。お待ちいたしておりまぁ〜す!!)
...と話しがそれましたが、最近のKOといえば食品業界。
このところとくにおみやげ物関係がのきなみ。
先週の赤福本店。
今朝のニュースでは競合会社の御福も同じようなことをやっていたとか...
こうなると連鎖KO、まさに叩きのめされたって感じですねぇ〜
というか、賞味期限などの取り扱いがお土産業界では有名無実な存在といっても過言ではないのかもれませんねぇ。
で、こういう問題が起こるたびに思うのが「誰がKO=情報リークしたのか」ということ。そりゃもう従業員しかいない訳で。食品業界の生存競争、本当の敵は競合会社でもなんでもなく、昨日までニコニコしていた社員なんですねぇ〜。
怖いわぁ〜。
逆にいえば、まだ問題が露呈していない会社は「本当にやっていないか」「やってはいるが社員の造反が起きないようにちゃんと口封じ(お金か?)してある」会社のいずれかということになりますよね。
入社する基準としてこれからはこういう内容研究が必要ですかね??(苦笑)