メンテナンス
まぁ大変
写真はウチの車、旧車「シティ・カブリオレ」の左ドアと色違いのミラーアッセイ(組立品)。
そうなんですよ、先週嫁さんがミラーこすっちゃって中の鏡部分だけ割っちゃったんです。仕方ないから応急処置として手鏡を荷造りテープで固定。(苦笑)ヤフオクで調べてなんとかミラーアセッイを手に入れた....まではよかったけれど、そこからが大変。
なにしろ「黒色」が基本なのだが、色を塗り替えちゃっているからそのまま取り付けると格好悪いことこのうえない。
鏡本体だけ元のアッセイに組み込めれば問題ないのだけれど、生産時期が違うのか、取り付け位置が微妙に異なる。
仕方ない、外装のブルーを黒に塗り替えるか...
方法論を決めて、私は一緒に入手した助手席シートを組立ている間に嫁さんは黒のペイントを買いに出かけた。
そして購入してきたのが黒のペイントとペイントリムーバーなる薬品。
「オート○ックスさんで聞いてきたけれど、一度ペイント落とした方が良いって!」
確かに、ベースは黒のプラスチックですからブルーの塗料が取れてしまえば、黒に塗りなおさなくても良くなる可能性がある。
しかし、一抹の疑問も頭を過ぎったのだが....
[金属にのっている塗装なら問題ないだろうけれど、プラスチックだと溶けるのでは? 何分ぐらい作業すればよいのだろう??]
使用説明には何も書かれていない。
フタをあけてみる。なんだかドロットとしたジェル状の透明な液体。
試しに一部掛けてみた。「オッ、なんだか塗装が浮いた感じ」「よぉ〜し、かけまくっちゃえ!!」
刷毛を使用して塗っていくのだけれども、ジェル状なのでどうしても塗りきれない部分ができてしまう。
そのうち部分的にプラスチックが溶けてきちゃった!!
あわてて水を掛けて化学変化をとめたのだけれど、表面がガタガタになつちゃって...「原爆でやられた車部品」みたいになっちゃって...キレイなブルーの外装は哀れな状態に...(悲)
仕方なく元のアッセイに鏡部分とベース部品を無理やり組み込まざるを得なくなっちゃった!!
ところがこれまた一苦労。
ドアミラーって歩行者にぶつかっても怪我をさせないようにするために倒れるようになっているんだけれど、これが強力なスプリングで固定されている。最終的に私と嫁さんと娘の三人がかりでなんとか無理やり組み込んだのだけれど、お陰さまで断面の立った内部機構品を無理やり引っ張ったため私の指は切れかけ寸前。痛いよぉ〜(泣)
数ミリほどズレている感はあるものの、見た目も使用上も問題ない状態に修復完了!!
丸まる24時間かかっちまったぜぇ〜
部品在庫のなくなった旧車のメンテは大変ですぅ。
でもお陰さまで8,500円でシートとミラーが生き返りました!!
それ以来、ヤフオクをチェックしては、修理したい部品が出ているかチェックの毎日です。
このまま30年ぐらいまでは乗るぞぉ〜
バイクもいつの日か外装を換えなきゃいけないだろうしなぁ。
おっと、その前に切れかけた指のメンテしなくちゃ!!
まだまだメンテと戦う日々が続く...