本当、丈夫な人がうらやましい.....



元々エナメル質っていうんですかねぇ、歯の表面の。あそこが弱いから歯医者さんには結構通ってきました。
なんで昔ってあんなにガリガリ、グゥイ〜ングゥイ〜ンやられたんでしょうかねぇ?
痛いし怖いし歯医者に行くのが本当いやだったなぁ〜


その点、いまの歯医者さんにも違う治療=でるだけ自然なまま=できるだけ最小限の治療=痛くない治療が増えてきたと思いません?




この間も、義歯をかぶせた歯の歯茎が炎症を起こしてすっごく腫れたので行ってきたんですが...何コレっていう感じでした。

1.元々の発端「昨年10月」
 ある日、義歯としたの歯の付け根に異物感を感じた。「魚の骨」「肉の骨の欠片」の様な硬度を持ち、「シーハー」すると血が歯肉から出てくる。歯肉にも痛みを感じる。爪楊枝などで取ろうとするが取れない。
歯根側が欠けたものの、まだ歯肉に張り付いている又は欠片が大きすぎて歯と歯肉の間から出ないと判断。

すぐ妻に紹介してもらって、近くの総合病院の歯科に行った。

破片のことを話したが、医者が義歯に触れたとたんポロリと取れた。
再接着されて帰されたものの、やっぱり異物感が残っている。
「医者はもう頼れない」と思いラジオペンチなどでグイグイやってみたが血が溢れるばかり。仕方なく忘れることにするも、食事の後食べかすが溜まり易く、異物感がいつもあった....

2.歯肉の異常「今年7月中旬」
 とうとう歯肉が腫れてきた。どうもバイキンが入って炎症を起こしている模様。しかも歯茎が腫れているからか歯事態も浮いているようで、下手な咬み方をすると痛みまで走るようになった。「歯槽膿漏なんかになったらイヤだなぁ...」と思いまた同じ病院へ。
まずは腫れている外側の歯茎を切開して、とにかく膿を出してしまうことになった。「痛いのかな?」なんて思ったが、キル前の麻酔の方が痛いぐらいで何事もなく2週間で完治。

その間に異物感のあった部分の半分ぐらいが欠け落ちた。
「ほら見てみぃ〜、やっぱり歯根のかけらじゃん!!」
[「四魂のかけら」だったら使えるのにぃ...犬夜叉かい!! と一人ボケ突っ込みを入れるのはもちろん忘れてはいなかった...(笑)]

そのかけらを証拠として医者に見せようと思ったのだが、失ってしまった...

3.そして対決の時「8月1日」
 10ヶ月越しの対決の日が来た。さすがに二度目の「異物感」の訴えのため歯肉の晴れも完治したので本格的に見ることに。
レントゲン写真でも小さな欠片などは写らないという。
しかし今回は医者も見つけ出し、触り出した。

3秒も掛からず「はい口をゆすいで」と起こされ、終わったという...


よくよく考えれば、10ヶ月前にラジオペンチで思いっきりはさみながらグニュグニュやった結果として欠片が半分になり、歯と歯茎の間を通れるサイズになっていただけのことなのではないか??

ひょっとして、自分でも簡単に取れたのではないか.....

そう気がついたとたん、またしても歯医者に負けたことに気がついた私であった。



って、勝ち負けの話ではなかったですねぇ(苦笑)



この後歯医者さんが言った言葉が印象的です。


いま徹底的に治療することもできますが、歯根自体は欠けはじめているので治療の対象としては使い物にならないと思われます。ということは結果的に抜かなきゃいけない可能性が高く、「ブリッジ」とか「部分入れ歯」にするしか方法がない。いつかは抜かなくてはならないけれど、使えるところまで使う方が得策ですよ。
食べかすが溜まる原因になっていた欠片も取れたことですし、次に何か問題発生してから考えましょうよ。


ん〜、実に患者の立場に立った言葉である。



という訳で、歯医者で涙を流すことがなくなったmarkであった。(苦笑)