ぬきさしならぬ....

基本的にお人好しなんでしょうかねぇ...しょっちゅうやっちゃう


言い換えれば確認が甘いのでしょうねぇ。
なかなかイヤっていえない性格だし、根がC調というかいい加減に出来ているもので、面白そうなら「ハイハイ」と受けちゃう。


気がついたら「ダブルブッキングになっていた」とか、「えっ、そんなことまで含んでいたの?」なんて責任範囲が後になって分かったり、もうムチャクチャ(苦笑)
でもなんとか出来ると思い込んでいるからもう大変。
死ぬ思いをしたことも幾たび知れず。。。
でも生きているから、次に同じような事柄がきてもまた平気で受けちゃう。(笑)



最初に感じたのが、コンサルタント会社に入って最初の仕事。
まだ技術も経験も能力もないから、下っ端の仕事なのは当たり前。
命じられた仕事が「写真によるテキスト作り」。

上司:悪いけど、テキスト作ってくれるかい?
mark:ハイ、何なりとぉ〜!!
上司:まぁ、写真貼り付けるだけだから単純な作業だし、1週間もあれば十分だよね。
mark:喜んでぇ〜!!!

と受けたはいいが、1日たって5%も完成しない。「こりゃ変だぞ?!」
よくよく考えてみた。

1冊あたりの写真数200枚×200冊=40,000枚の貼り込み。

40,000枚÷6日間÷8時間÷60分=13.89枚/分 4秒ごとに1枚貼り付けなきゃいけない....到底ムリなのが途中で分かった。
仕方ない、残業を決心し泊り込みで貼り付けても遅々と進まない。
初の業務徹夜...二日たち、三日たっても目標に達しない。



「こりやヤベェ〜ぞぉ!!」


飯も喰わず、不眠不休で進めるものの、日増しにペースは落ちるばかり。
なんとか休みの日も続けてギリギリ間に合うか否かという状態であった。



そんなことにめげずに、前向きに進めていくmarkであったが...
「元気な新人さん」であるはずの私から日に日に元気がなくなっていくのは簡単な話であった。(笑)




先輩の女性社員の方が気にして声かけてくださった。

先輩:markさん何やってるの?
mark:えっ、ごらんの様に、写真貼ってるんですよ
先輩:何枚ぐらい貼るの?
mark:全部で4万枚かなぁ?!
先輩:いつまでに?
mark:次の月曜の朝一番までに...
先輩:だからアナタ月曜から泊り込んでるの? キャー信じられない!!
mark:はぁ、仕方なく...
先輩:ちょっと皆集まってぇ〜!! 助けてあげてぇ〜!!


先輩のこの一言に助けられ、その日から徹夜もせず、休日出勤もせず仕事を完遂できた訳だ。ラッキー!!
この仕事を命じた上司って、元々余り深く考えて仕事を振るタイプではないことを先輩からその時はじめて教わった。同時に次回からはその上司の命令に気をつける様忠告までいただいて...
が、その後も同様な「ムリムリ仕事」を幾たび受けてしまったことか。(笑)



大人になるって難しいですよねぇ〜

(いまだに大人になりきれない私...)