英語? 日本語?

頭の中で普段どんな言葉を使っているのだろうか??


と思うことがある。
海外で生活していると、外国語で思考している自分に気づくことがある。
そうでなければ、外国人の会話について行けないのが普通。一々外国語を日本語に訳して、理解反応するための言葉を紡ぎ、また外国語に転換しているととってもじゃないけれど追いつかない。


だから無意識で外国語で反応している自分に気がついたとき、その国・場所になれたと実感できる。



と、思っていたが、最近どうも違うような気もしてきた。



例えば、私は香港では英語を主に使っていたわけだが、使用していた単語は数えるほど。きっと、200wordぐらいしかなかったと思う。
そんな私でも外人と平気で話しできたのは、「常用句」や「スラング」を好きで勉強していたからと思われる。
映画を見る目的の一つとして「スラングを捕まえたい」という気持ちもある。


常用句・スラング自体、理性で考えると変な言葉も多い。そのため「そんな意味なんだ」とイメージで理解している言葉が多い。

ということは....私の英語はイメージ記憶型なのだと思う。
英語を英語として聞いて反応しているのではなく、頭の中にある単語・文の流れからイメージで理解し、イメージに合う常用句やスラングを返しているだけなのかも。。。


なぜ、こんなことが気になったかというと....

気になる夢

全体としては取りとめも無い内容で、私の家らしいところで多くの人と楽しそうに話をしている。しかもなぜか、それは海中なのだ。もうこの環境からしておかしい。(笑)

変な言葉...いま流行りの短縮語のような言葉で周囲は会話しているのだが、私は言葉が理解できず、時々周囲に確認している。

で、私の話になり自身のことを「何か説明」した。
突然隣にいた人に「markはさぁ、○×△だからさぁ」と突っ込みを入れられた。
意味はなんとなく理解できるのだが、確かめる意味も含めて聞いてみた。

mark「どういう意味? その○×△って??」
隣人「だからさ、お前は『オッパイ星人』だからって言ったんだよ」
mark「そうかぁ〜、やっぱりなぁ〜」

と言ったものの、夢の外にいる合点のいかない第三者の私に気づいた。

  1. 隣人が言ったのは間違いなく、別の意味だった。それが証拠に「オッパイ星人」だと文脈の無い話になってしまう。
  2. 私自身「オッパイ星人」でもないし。
  3. 仮に「オッパイ星人」であるとしても、夢の中の私はなぜか女性だった。

こんな疑問を感じながら、よく出来た夢だと楽しんでいる私もいたのだから、全く訳が分からない。夢を見ながらもバカバカしくなって目が覚めた。

私の場合、実際には日本語なり英語で夢を見ているのではなさそうだ。
ほとんどイメージとパターンの連続。会話も「しているつもり」というのが実際だ。
夢を見ていると、頭の中を分析すると、そうなっている。


きっと聡明な人って、そうしたイメージが多岐に渡って分類・整理されているのだろう。そして言葉に置きなおす時のイメージと言葉の関連付けと出方が並大抵ではないのだろう。


確かに昔大脳生理学を勉強していた時、「脳には言葉を司る部位がある」(ブローカー言語野など)、「その部分が損傷すると、言葉が理解できなくなる、話せなくなる」などの障害が出るということを学んだ。
そして、人間が思考する場合、前頭葉あたりを使用おり、場所は言語野とは少し離れている。


ワォ!!
こんなことを私はいまイメージで考えているのか??(苦笑)