こだわり、もえう一丁
バイク...便利なはずが不便な乗り物
バイクって便利ですよね。
渋滞でもスルスルスルゥ〜と車の横をすり抜けていけるし、ちょっちとした空間さえあれば駐車もできるし。
と、いいことづくめのようなんですが、弱点がある。
機構の変化に弱い...というか不便。
サングラスひとつ簡単に付けたりはずしたりできない。
で、今回こんなの買ってしまった訳です。
「GPA社製Aircraft ヘルメット」。
異常に高いんですよ、これが。
(私はなんとか安いお店を探して購入しましたがね)
イタリア製なんだかフランス製なんだか判らないんですが(笑)、サンバイザーが2枚付いたパイロット風ヘルメットなんですよ。
「シールドバイザー(風除け)」がクリアと黒と2枚セットされていて、簡単に入れ替え可能なんですよ。
しかもバイザー自体が、目の下ぐらいしか覆っていないから「閉塞感」や「息苦しさ」がない!!
この2点だけで「このヘルメットしかない!!」と私に思わせたんですよねぇ。
おまけに冬になると、このヘルメット専用のマスクを付ければフルフェイスにはやがわりする優れもの。
日本のメーカーではできない無謀なデザインと機能(笑)。
しかも品質的には...あきらかに欧米製の適当な材質使用に製造処理(笑)
色んな意味で脱毛....いえ脱帽です(苦笑)
しかし最大の問題は色。
真っ黒、しかもマット・ブラックのため夜間の視認性が悪そうなので、現在「反射シール」を貼って改良中です。
連休中暇だから色々調べてみた。
- OSBEというイタリアのメーカーのヘルメットと同じデザイン(きっとGPA社がOEM供給受けている?)
- GPA社はもともと「乗馬用品」、とくに乗馬帽子の有名メーカー
- 欧州の安全認可は受けているが、日本のJISやSG認可は受けていない。店で販売する際は「観賞用」としか表示できない
- いわゆる認可って販売側の品質保証のようなもので、使用者に拘束力はない(使用者の自主判断でヘルメットを選べばよい)
なんだかメーカー同士の連合も色々あったり、日本の安全基準に関する法律も玉虫色のどうにでもなるものであったり...微妙な世界のようです。
たかがヘルメットと侮るなかれ。
結構奥深い世界ですぞぉ〜