高く低く、速くゆっくりと...


春の日差し



指を折るだけの日数で、桜が咲き乱れはじめる



そんな風景をはるか上空から鳥達は眺める



よく見ると喉袋一杯に餌を貯めて



巣では雛鳥達が震えている



精一杯の声で親を呼びながら

もう数日も経てば、こんな情景が日本全国に広がっていくのでしょう。
色んなものが芽吹く春。
なんだかウキウキしてきますよね。


でも...私は心配でもあるんですよ。
「鳥にとって日本って本当に住み易いのだろうか?」と。



例えば電線類。
街中を見ると異常なまでの電線の数。
私みたいなオッチョコチョイの鳥なら、一日も持たない。
飛ぶたびにぶつかって死んじゃいますよ。
そうでなくとも雛鳥の飛行能力では危険が一杯。



ついつい香港と比べてしまいますが、「電線がまったくない」「緑が多い」香港と比べて、日本って鳥にとっては地獄に近いのではないか?なんて想っちゃいます。




鳥より人間の生活が大事なのは分かるのですが、なんだかねぇ...




気のせいか、鳥達もギスギスした飛び方に見えるのですよ。




と今朝は、ため息ひとつ....