外来語

日本語を見直そうという機運はいいが...



国会で懸案事項として出たらしいですネェ、「なんでもかんでも外来語を使うのは止めよう」って、ねぇ。
いいことだと思います、ハイ。



その理由は

「日本語に取り入れられた英単語」
  ↓
「一部の意味だけが一人歩き」
  ↓
「発音が短縮化」
  ↓
「イントネーションさえ変えられる」
  ↓
日本語とも外国語とも全然違う言葉になってしまう


日本人って本当、器用だと思います。
こんなに外国語の単語を変化させてしまう人種っていないでしようねぇ。

昔、私はリーマンって言葉に驚いた。マンの部分を強く八音する大阪訛りの様なこの言葉に、業界用語でいう「C万」(=1万円)みたいなイメージしか浮かばなかった。よくよく聞くと「サラリーマン」。しかし、「サラリーマン」自体英語じゃまず言わないよね、というか無いよねぇ。
同様に、昔の私の仕事は砂漠の商隊のリーダーでもないのに「サルタン」(コンサルタント)と呼ばれ、もちろん雇われですから「リーマン+サルタン」であり、ゆくゆくは「リータン」とよばれても可笑しくないかも...なんだか「ノータリン」といわれている様でいやじゃない?(苦笑)


言葉遊びが上手といえば良いのでしょうか。こんな感じで元外国語をヒッツメたりしながら日本語の漢字などにも当てはめたり、はりつけたり、まるで連想ゲームの様に加工するその技術の奥深さにはどの国の人も太刀打ちできないのではないかとさえ思ってしまいます。



この能力の高さに対して、他国の文化と明らかに劣っているのが外国語の会話力であったり、理解力であるかと思います。



逆説的にいうと、外国語に対する畏敬の念や尊敬、そういうものを持ちながら自信理解したいという欲求と努力が低いから、外国語の単語を上っ面だけで使っても平気なんではないかとも思うのです。


先日の大型二輪免許の飛び込み試験の際、ハワイ出身の若者と話していた際にもそういう話題が出ました。
例えば....

  • 「英単語と日本語化された元英単語」との区別が日本人には全くついていない。
  • 台湾に旅行したが、英語が話せる人の割合が50%はおり、英語が話せない人であっても、英単語だけでも聞き分けることができる。(日本は全くダメって(苦笑))


せめて正しい意味で正しい発音で外国語単語を使えればいいのですがねぇ。。。学校教育でなんとかならんでしょうか。






そうそう、関西人が使える一つだけ正しい意味・発音の英単語がありました!!

BANANA

今日はそんなオチかい!!(笑)
(知り合いの関西人にBANANAを発音してもらいましょう!!)