大型二輪飛び込み試験奮闘記Ⅳ

marktheshadow2007-02-01

実は昨日第二回目の大型二輪免許飛び込み受験に行ったのだ



結果は、アハハハハ...ですよぉ。(笑)



今日は、単車に興味のない人でも「ウンウン」とうなづいてくれそうなお話をしようと思うのね。

ということで難しい技術や単車の部位やコースのお話は抜きね。(恥ずかしすぎて話にならないので、割愛したいのが本音だったりね(苦笑))



心理状態ってすごいねぇ。



1月8日に行った時はもう胸が「ドキドキ」どころか、「ドッキンドッキン」いやいや「ドッコォンドッコォン」と、高層ビル建設のため地下に鉄アンカー打ち込む音を録音したLPレコードをEP回転させた感じ?
(まず第一にそんなーレコードあるのか??(笑))


って、やっぱり判りにいですよね。(笑)


いわゆる早鐘の様に脈が体全体にまわり、体中が「フルマラソン後の心臓」になった様なぐらい、異常に緊張してたんですよね。


緊張の原因を考えてみた。
1.警察恐怖症?(笑)
  香港に行ったから今回のチャンスができた訳で、自分の力量が「スゴイ」ということでのトライと違うじゃないですか。二国間で免許証書換え時に発生するラッキーに過ぎないんですよね。そうすると後ろめたい→いつ「君、ちょっとこちらで話が..」などと捕まえられるのではないかとヒヤヒヤ(笑)
2.初めてのこと
 まぁ、誰もが初めてのことって緊張しますよね。しかも世界で一番厳しいと言われている日本の免許制度の中で、3本の指に入る「大型二輪免許」の飛び込み試験ですから、緊張しない方がおかしい。
バイク倒したら留置場行きか...なんてバカなことまで考えちゃう始末(笑)
3.運転に自信がない
 運動神経はそれなりにあるほうだけれど、二輪車に乗り始めたのって36歳からですからねぇ。バランス感覚が鈍ってからですから、スピード出してギュンと曲がるみたいなことは苦手なんですよ。(普段ムッチャ安全運転ですよ(笑))
だから「曲がらないバイクの方が安全」とリラックスムードで乗れるアメリカンばかりに乗っていた。でも今回の試験は「ギュンギュン・バイク」でしょ。苦手意識満々。しかも一緒に試験を受けるのは若い人ばかり。どんどん落ち込む→アセル→緊張の高みへ上りつめちゃう。
4.だけど見栄だけは人一倍
 マイナスファクターのオンパレードなのに、「一発で通ったぜぇ〜」と言いたい気持ちが消えてくれない。確かに、この見栄? 虚栄心? のお陰で幾多の困難な場面を乗り越えてきたのは事実なんだけれど、壁が「高すぎる・厚すぎる・頑丈すぎる...」
周囲の若者をまるで敵の様に感じ孤独になっていく沈んでいく私...(苦笑)
結局アセル原因にだけなっちゃったんだなぁ。




で、昨日行ってきた。
心理状態は、まったく楽チン。
不得意なタイプのバイクに慣れようと、2度ほど甥っ子のバイクにまたがり、「5〜10回かかっても不思議じゃないのよねぇ〜」という情報も耳にして「絶対通らなきゃいけない」という意識から「警察運営の教習所に通っている」というように思うようになってきた。



そして何よりの慰めになったのが「普通の大型二輪試験」より私の「外国免許からの切り替え試験」の方が猛烈に易しいこと。
というより、現在持っている中型免許でさえ、いまから飛び込み試験を受けたら通らない自信がある!!(苦笑)
それほど難しくなっているのよねぇ。


だから、いつの日か通らないと、他の受験者に悪いという意識まで出てきた。そして、単車に慣れてしまえば「どうにかなる」という自信も沸いてきた。



で、意気揚々と試験を受けた。



悪乗りしたのか最初の難関にスピード出しすぎて突っ込んじゃった。なんとかごまかしたものの、ビビッた(笑)
それが後々まで響き、見事終了!!
やっぱり単車慣れ期間がまだまだ必要だわぁ。
しかも、この間の方がクリアー度高かったんだものねぇ、笑えた。



ということで過度の自信もいかんねぇ。(笑)
でもね、一緒に受験する人達と少しずつ知り合いになってきたのね。短い間だけれど、お互いに励ましていければと思うのよね。そういう人間関係があるとリラックスできるしね。



試験ってコワイイメージあるけれど、しばらく楽しんでみようかと思っています!!



いまアナタはどんな試験を受けてみたい?