艶っぽい

と書いて何と読む?


いろっぽい?
ん〜、なんかそうな感じしますよねぇ。


あだっぽい?
流行言葉でこんな感じもありましたよねぇ。


答えは、「つやっぽい」。




昔から「艶」という言葉に妙に興味がありまして、どうしたら「艶っぽい男」になれるのだろうか...なぞと考えたものです。

を英語で言うとLuster...光沢という意味もありますよね。
わたしにとっては「光輝いている男」ってイメージでしょうか。



若い頃、いまでいう「チョイ悪オヤジ」みたいな人が大勢いたものです。
こういう先輩達が私にとって艶のある男達でした。
どんなに酔っても酒に呑まれない貴重な肝臓を親から頂いた私にとって、こういう「艶人」から可愛がってもらうのは至福の一時。朝方まで呑んでは色々な話を聞いたものです。ほろ苦い話、仰天する話、笑いが止まらぬ話....過去形で語られてはいても、実は艶人の心の中では「現在進行形」であるところが魅了するんですよね。


過去の話をするは老人。
現在の自分を浮き彫りにする昔話ができるのは艶人。
私の中ではそんな区別がありました。



艶人の最大の特徴は遊びもさることながら、仕事も楽しむ。
もちろん胃が痛い場面はあるものの、スポーツの様にその苦境を乗り越えては満面の笑みで豪快に酒をあおる。そんな緻密さと豪胆さにまた人が寄ってくる。どんどん面白い話が舞い込む。
金額の多寡ではなく、人間としてぶつかっていくっていうのかなぁ、そんな真摯な姿も魅力ですよね。
で、実は裏でうまいことやって儲けていたり...といっても決して人を貶めるような搾取行為ではなく。




なんてぇことを中坊の頃、家業の酒屋の立ち飲みに来るお客さんに勺しながら一人一人観察していました。
ホワイトカラー、ブルーカラー関係ないですよね。艶のある人はどんな業界にもどんな仕事にも、どんな土地にもいるものです。




で、ふと最近の自分を見つめてみた....



ありゃ〜艶ねぇぞぉ〜!!! 単なるオッサンになりつつあるぅ!!!

  • 2ヶ月以上風邪が続いているし(艶人に病気は似合わない)
  • 休みの日病人の様に寝ているだけだし(病人だから仕方ないか(笑))
  • 遊ぶスケジュールもないから、仕事も散漫だし(ごめんなさぁ〜い(笑))
  • 人との出会いまったくしてないし(「ん〜、経済的に」って言うな!!(笑))

家庭人ももちろん悪いわけではないけれど、どこかで「艶人」としての時間や心の余裕がなけりいけません。




あ〜、遊んで、仕事して楽しまなきゃ〜!!!




最近あなたはどうですか、艶あります? 光り輝いてます??




いままで出会った「艶人」の棚卸してみよう。これはいい記憶の整理になるだろうなぁ〜!!
こんなことから「艶人」になるための再スタートラインに立ってみようっと!!