もしも...の世界 part2

なんてことは考えるな...とはいわれますが...



まぁ、これは「過去の自分の言動によって、発生た問題に対して逃避願望を持つな」ということで理解できるのですが、未来や進行形に単なる「もしも...」の発想を持つのは面白いことではありませんか?


最近面白いと思っているのが、「寿命」。
人間は元々100歳程度は生きる様に創造されている...なんていいますよね。
で、日本人の平均寿命は70〜80際ぐらいだそうで。


上手に生きた場合の寿命が100歳だとして、「もしも寿命が300歳の世界」だったらどうなるか....を考えてみたら、夜も寝られない。
可笑しくって....

1.義務教育は?
日本の義務教育が8歳〜18歳。100歳寿命を300歳寿命に読み替えると...24歳〜54歳が義務教育の期間となるわけです。
まぁ、これは単に就学開始時期と期間を3倍しただけですので、考え方を変えてみましょう。
(でないと違和感ありますよね(苦笑))


仮に100歳寿命と同じスピードで人間が成長し、30・40歳ぐらいからはじまる老化のスピードが緩慢に300歳ぐらいまで続くとすると...

8歳で小学校入学、6.3制の小中学校期間が単に3倍になるとすると...
26歳で小学校卒業!!
ひょえ〜、カッチョ悪い〜!!
26歳まで下手するとランドセル背負う人が要るわけですよ。(笑)
「まだ小学生の分際で、ランドセルイヤだって? そんな子供に育てた覚えはありません!!」なんて100歳を越えた親に言われてね(苦笑)

中学は27歳ぐらいから36歳。
当然バイクは禁止。未成年ですから。(笑)
だんだんおなかも出てきたオジサンがシャカリキになってチャリンコこいでいるわけですよ。


余りにカッコウ悪いですから、成長スピードは1/3程度になってくれないとダメですよねぇ。
でも、小学生の期間が18年間ってすごくないですか?(笑)

2.結婚は...

単に現在の適齢期を3倍すると84歳ぐらいが適齢期??
やっぱり成長スピードが1/3でなきゃ、結婚したのはいいけれど「子供」が産めない...(苦笑)
種として途絶えちゃいますぅ。(笑)


じゃ同様に、310日程度で出産する体の構造も変っていないとダメですねぇ。
100歳寿命で20歳〜40歳まで産める中で、現在の出生率は0.5程度(親二人に対して子供1一人程度)です。
これが60歳〜120歳の期間産めちゃう訳で、しかも310日で産めちゃうと、出生確率もドンドン増えちゃう。
なんたって60年間現役なんですかねぇ。何が原因で子供が出来るかわかったもんじゃない。
地球上がインドや中国の様な人口増加の状況になっちゃって、すぐに食物危機が訪れちゃう。(笑)

その抑制策としては、
a.出産期間も約1000日だといいけれど、3年間も女性は辛い思いをしなきゃいけないことになっちゃう。つわりだけでも優に半年は続く...本人も辛いし一緒にいる男性も辛いでしょうねぇ。 そういう意味で子供を欲しがる人が減少するか?(笑)


b.子作りをチケット制にする?
政府公認のチケット(1年に一毎程度支給?)がないと、子作りができなくする。
子供が欲しい人は政府の施設に行き、チケットを出して役人監視のうえでのみ子作りができる...
ん〜、絶対に影でやっちゃう人が出るんだろうナァ。
っていうか、それ以前に楽しくないですよねぇ。(苦笑)

3.どんな社会?
きっと三世代住宅なんて当たり前になるんでしょうねぇ。
ローンの返済期間が3倍になるから、物価が同じなら今の3倍ぐらいの家は建てることができちゃう。いやいや、三世代ローンなんていう気の長い金融商品もできちゃうから下手するといまの5倍や10倍の家だって建てられるかも...って、日本から絶対野原や山・川などの自然がなくなって、住宅だらけになっちゃうかもねぇ〜。(苦笑)


で、150歳ぐらいで亡くなると「若死にだったなぁ...」なんて偲ばれて、60歳ぐらいでも「こまの若造が!!」って120歳ぐらいのオジサンに叱責される。(笑)

ツラァ〜!!(苦笑)


って、まぁ実際にこういう社会があるとすると...例えば地球と似た惑星に人類が発生して、時間の経過だけが違う人達がいるとしても、そういう環境ではそれなりに我々と同じ様な生活、だけれど1/3のスピードの生涯スケジュールがあるわけでしょうから、別に問題はないのでしょうけれどねぇ。
でもいろんな矛盾を感じちゃう。




そういえば、一部の動物を除いて人間より寿命が短い訳ですよね。
彼らもひょっとすると「なんで人間っちゃ、こんなに長い期間ガキなんだろう??」なんて笑っているんでしょうかねぇ?

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日曜日の夜、短期間で身篭り出産したったウチの猫を見て、呑みながらニヤニヤしておりましたぁ。