快適な空の旅...?

はぁい、ただいまぁ〜
 

日本から帰ってきたのですが、ちょっと帰りの飛行機で考えられない事態に直面しました。[大げさな...(笑)]

私は毎回キャセイ航空を使っているのですね。その理由は、

  1. 落ちたことがない→逆にちょっとしたトラブルでも徹底的に修理しようとするから、すっごい延着も発生する。(笑)
  2. 便数が多い=チョイスしやすい。
  3. 外人のフライト・アテンダントの方が何かとお願いしやすい=小心者?(笑)

最近凝っているのは、非常口のすぐ横の席を取ること...いや別にフライト・アテンダントのオネエサンを引っ掛けるためじゃないですよぉ〜。
あそこだけ足元が広いじゃないですか? 私、窮屈なのがキライなんですよ。かといって、ビジネス・クラスに乗れる資格のある人間じゃないし。
あそこの席番号って、機体によってまちまちなんですよ、知ってました?
「えっ、何番かって?」競争相手作る結果になるからお教えできません、黙秘権!!!(笑)

で、今回は失敗して中段の最後尾に近いところを押さえてしまったわけです。しかし「まぁ、いいや。トイレに近いから何杯でも呑める」と自分を納得させて座ったのですが...


く....臭い.....
 

印刷機のインクのニオイと「都こんぶ」(酢昆布)のニオイが混じった様な...
私「嗅覚」が人一倍きくんですよ。誰もが平然と食べるものでも「腐り始めていること」が嗅覚で分かるんです。
しかし、強行軍の帰省であった疲れかも知れないと思いなおし読書に集中していたら、全席のオバサマ二人も「くさいなぁ、くさいやん!!」誰かに助けを求めている様な話が続く。。。
で周囲を見回した...おデブの香港人が4人がけ席に座っていたのは知っていたのですが、男だから興味もなくムシしていたのですが...
このデブが「はだし」になっている。しかも痒いのか足の裏をしきりとフロアの絨毯にこすり付けている。

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[注;ここからハードボイルド調にお読み下さい。]

「アイツだ...」俺の野生の血がそう教える。
しかし優に2m弱離れた距離から、ニオイの出元を特定するのは難しい。
目をつぶり意識を集中して、空気の流れを読む。
人が前後に通り過ぎる際に起こるわずかな空気のうねりの層には色々なニオイが詰まっているのだ。
前から来る空気のうねりにはあのニオイがない。
後ろからの空気のうねり...しかも右後ろから右回りで小さな渦巻きを描く空気のうねりにあのニオイが存在する。
ニオイの減衰時間から距離を割り出す。
距離2m強...右回りの渦を巻いた分だけ距離が長くなっているのだ。
「間違いない、犯人はアイツだ!!」

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横を通りすぎようとした、フライト・アテンダントを捕まえた。
「臭くて頭痛がするんだけれど...あの人に靴下と靴はいてもらう様に言ってください」
これで、皆の頭痛の種が取れると、小学校の学級委員長にでもなったような誇らしげな目でフライト・アテンダントを見つめた。
「本当、臭いですよねぇココだけ。後ろの席空いてますからかわっていただいて結構ですよ」
って、それが返事かい!!!(笑)
元を断たなきゃだめでしょうが!!!
しかも、乗客率は80%。このあたり一体の人が席をかわりたいって言ったらどうするつもりなの??
と、色々考えたが臭い環境でお酒を呑むのは、「酒飲み道」からはずれてしまう。不承不承、一人最後尾の席に移った。
CXが使うエアバスの最後尾は、トイレではなくギャレー仕様となっているにも関わらず、ジジイ・ババアがトイレと間違えてワンサカやってくる。
エエ加減に理解せぇよぉ〜...しかし昭和の時代を培かわれた先輩達である。大人になって、ぐっと我慢。
「ちょっと不便だけれども、食事はここから配るからまぁいいか...」と、自分を納得させたのだが...
なぜか今日に限っていつもと配膳の順番が逆なのである。。。
ということで、食事は選択(肉or魚)することもできず、機内で一番最後、しかも配った瞬間にアイスクリーム(これは最後尾から)が配られ...

機内アナウンスの「どうぞ快適な空の旅を...」
って....

何やねェェェエエエ〜ン!!!!
 

やっぱりこういうパターンの毎日がお似合いな私。。。