海外で生きるということ。。。

marktheshadow2005-07-11

【割り切りと打算】
 

先日、ブログ仲間の「じゅんじゅんさん」と、ある呑み会で酒を酌み交わしながらあることに気づいた。

個人的な内容もある為ここでは詳細を書くことができないですが、概略は彼女の性格について「決断早い・思いっきりが良い」という内容でした。

以前にも少し書きましたが、香港で働く女性と話をするのが私は好きです。もちろん私が男性であるというのも一つの理由でしょう(苦笑) 傾向的には日本からの出向者よりも、現地採用の人に好感を覚えることが圧倒的に多い。 もちろん日本からの出向者という人にも好感の持てる人は多い。ですが、人数比率で例えるなら、100人の中で現地採用の比率は「女性95%」に対して「男性40%」であり、好感を感じる人の数も同じ様な比率なです。あくまでも私のイメージで申し訳ないのですが。そうした女性の生き方に私は触発を受けるのです。


これがなぜなのか? 永年心に引っかかっていました。

  • 男性の私の目線と違う生活観を持っているから
  • 私にはできない様な仕事をされているから

様々な環境的な側面はあると思うのです。男性が出向者が多いのに対して女性は現地採用の方が多い。「給与や仕事環境の差もあり、それだけ現実を直視して生きておられるからだ」というのがいままでの私の「もやもやした結論」だったのです。

しかし、銅鑼湾の夜の街を移動しながら話しをうかがって見えたのが「根本的な生き方の捉え方が異なる」ということだったのです。
それは香港で出会う女性達は「良い意味の割り切り」があるということ。

なぜ日本を出て香港に来たのか? この問いに対する回答が女性は「香港が好き」「海外が好き」「日本では自分が活かされない」様々な理由の中に『前向き』に生きようとする確固たる信念を感じます。
逆に男性は「気がついたらここにいた」「会社の命令で」など受身な回答が多い。

「同じ人生なら、したいことにチャレンジした方がいいじゃない」「たとえそれで何かを失うとしても、何もしないで後悔するのはもったいない」割り切った考え方で生きている女性が多い....いえそういう「前向きに割り切れる」女性だからこそ海外に出てきているのだと思うのです。もちろん日本にもこういう女性はいらっしゃいますが、なかなかそういう本音が聞ける場がないですから、気づいてなかっただけかも知れません。海外、少なくとも香港で生活する女性は、皆さん自分過去を堂々と話し、笑い、楽しんでらっしゃいます。少なくとも私にはそう見えます。

出向者員の割合が多い男性は逆に「数年海外にいれば蓄えも少しはできるだろうし」「景気の悪い日本にいるよりも.....」など『打算』的な部分があるのは否めないのかと思います。
これも男性全員に言えるとは思いませんが、私の中にもそういう『打算』的生き方を感じるときがあります。


だから男性はいくつになっても「人生に迷う」のかも知れません。


Don't dream it. Be it!
夢見てないで、夢になるの!

The Rocky Horror Picture Show......
昔....1989年だったでしょうか「浅草演芸祭」でプロデューサーとして映画+ロックンロールライブを興行したときの、主題歌の一説です。
まさに、こうした考え方を持って生きているか否かだったのです。



中華料理が嫌いだ...中国が嫌いだ...などと後ろ向きなことを言っている自分が恥ずかしく感じた一夜でした。



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