ライフラインPartⅡ
【早い・安い・うまい】
海外で生活する上でライフラインの構築が非常に重要であることを、以前書かせていただきました。
[エライ硬い出だしやなぁ〜(笑)]
と...いうことで、今回はそのパート2と相成ったわけでございますぅ〜。
[こりゃまったぁ〜大きな落差やねぇ〜(苦笑)]
世界に誇る、日本のファーストフードチェーンといえば...そう、吉野家です。「牛肉飯」(アウ・ヨウ・ファン)は香港でも有名。広東語では「よしのや」と読めない吉野家の店名であっても、なぜか日本語で誰もが知っているのです。これは世界各国の吉野家でも同じ現象ですよね。
日本は昨年から牛丼が「幻」状態になっている様ですが、ここ香港では当然の様に毎日でも食べることができます。
しかも...「朝11時まで」「午後3時〜6時」なら「牛丼+お茶」でなんとHKD13.-(195円;15円/HKD1計算)!!コレ食べない手は無いですよネェ〜! かく言う私も、朝「腹減ったなぁ〜」と思うと出社前に吉野家によって牛丼を軽くズルズルゥ〜といただいてきます。まぁ、その日の昼はさすがに抜きますがねぇ。
夕方会社から帰る際も「腹減ったなぁ〜」と思うと吉野家に寄って、テークアウト。195円の夕食です(苦笑)
ちなみに香港で「つゆだく」は『多的汁』(とぉ・でぃ・つぁっぷ)、と発音します。さぁ、これでアナタも香港吉野家にデビュー、ヒューヒュー♪!!
牛丼以外に香港(海外)では様々なメニューがあります。
- 鳥丼 焼き鳥を丼飯に乗せた感じ?
- 豚丼 豚の....余り好きじゃないので解説不能。。。(笑)
- 野菜丼 ブロッコリー・カリフラワー・人参・インゲンなどのあっさり丼
- 牛野菜丼 牛丼と野菜丼のミックス
- コンボ 牛丼と鳥丼のミックス
- 鮭飛びっ子丼 鮭フレークと飛びッ子の丼(海鮮丼の安物版?(笑))
ビタミンとかの問題はあるかと思いますが、一週間毎日食べられるだけのレパートリーをそろえています。
しかしまぁ、海外だと国によっては食べてはいけないものがあるわけですよね。それに見事に対応されているメニュー展開は見事です。
ちなみにインドの方用でしょうか、野菜丼は。。。しかし、これを食べている人を見かけたことがないのですよぉ〜(笑) 一度でいいから野菜丼を食べている人に「それってオイシイ??」って聞いてみたいのですがねぇ...
こういうメニュー構成もさることながら、私が吉野家の海外対応で一番納得したのが...写真下に出ています「中華レンゲ」なのです。もちろん香港は中華圏ということもありますが、各国に出店した吉野家のほとんどで中華レンゲ、もしくはスプーンが用意されているのではないでしょうか? 「箸」がうまく使えない人々に対しても「早い・安い・うまい」の
コンセプトをひろげるためには、スプーン類の整備が欠くことができなかったのではないかと想像します。
いまでは、私もこの「安物のプラスチック中華レンゲ」なしでは牛丼を食べた気がしないのです。このレンゲを左手で持ち、安物のプラスチックのため尖っているエッジと箸を使って牛肉を切りながら口に放り込む。。。至福の時間です。(笑)
日本に帰っても吉野家にいくときは「マイ中華レンゲ」を持参してしまいそうですぅ〜。(笑)