航空券

marktheshadow2005-05-06

【日進月歩のサービス改善】
航空券って、よく考えると余りじっくりと見たことないですよねぇ。
昨年ぐらいからでしょうか、キャセイ航空は「E-チケット」という名前の、チケットレスシステムを開始しました。その背景として、搭乗日にチケットを忘れてくる・紛失するお客様が発生し、トラブルの元になったといいます。チケットを忘れる・紛失すると

  1. 一旦通常チケットを購入してフライト
  2. 忘れたチケットと当日使用した半券(搭乗証明)をもっていくと、払い戻し可能(但し手数料は取られる)
  3. チケット自体を紛失してる場合は、2ヶ月間ほど状況確認。他の第三者から払い戻し請求が無い場合(それ、ある訳ないじゃん(笑))当事者に払い戻される(但し手数料は取られる)

まぁ、お客さん側がチケットを忘れてきたり紛失するのが悪い訳です。航空会社としても何とかして乗せたい。上記の様な方法でなんとか乗せたものの、色々あったんでしょうねぇ。トラブルが。
チケットが原因でトラブルが出るならば、いっそのことチケットをなくしてしまえ....コロンブスの卵的発想です。チケットを発行しないチケット「E-チケット」がこうして開発された様です。
E-チケットの仕組みは「名前」と受付番号で識別しようというものです。搭乗カウンターにパスポートを見せ名前をコンピュータに打ち込んでもらう。予約があるか確認=チェックイン後、座席票が発行される。
いまではお客さん独自で、チェックイン〜座席票発行できるコンピュータ窓口まで空港に設定されています。ただし、問題はあるといいます。苗字+名前頭文字で予約を入れた場合、複数の同一名前が同一便に乗る可能性があります。識別できない場合、どちらの予約名を使用すべきか決めることができないため受付できなくなります。いままでは「チケット」自体が識別のポイントなのですが、チケットレスですから...ということで、チケットレスといいながらも、搭乗客は予約ナンバーなどを控えておく必要があります。写真の白い紙がその内容を書いた「FAX」です。チケットレスではあるものの、番号は自分で管理。。。なんだか変な感じしません?
チケットは発行しない。。。チケット印刷代が軽減?!
セルフチェックインPCが設置されはじめた。。。人件費軽減?!
航空会社の経費削減が現実的な第一の目的ではないか?? と、疑ってしまいます。いや、そうなのでしょうねきっと。(笑) チェックインの際に「今日の便は混んでるの?」なんて地上係員の女性と話するのが好きな私としては、寂しい方向性に向かっている様に思えて仕方ありません。
[若い女性と話する機会を取らないでぇ〜って?!(笑)]

でも逆のことも起こるのかも知れませんね。「男の横には必ず男が座る」これ私のチェックインに関する最大の疑問だったのですが.... きっと、男性と男性、女性と女性....これがチェックインの時の基本なのだと思います。私はいつも「私よりデカイ男性」「イビキがウルサイ男性」の隣に座らせられるんです。毎回無意味な戦いを搭乗中続けさせられるハメになります。受付カウンターの女性に嫌われてこういう席に座らせられたんだナァ〜、次回こそイメージよくしよう..などと一生懸命気を遣っているのに...(苦笑)
完全セルフチェックインなら、こうした作為的な悪意の手配(笑)は起こらない。自分で座席を決めるわけですから、隣にワキガの男性が座ろうが歯軋りおじさんが来ようと....やっぱりそれはイヤかも....(笑)

あなたはどこの航空会社が好きですか? それはなぜですか??

そう、ここ...早くぅ、ここだってぇ〜...ポチッとお願いしますね(笑)