コピー世界

marktheshadow2005-05-04

【見たい映画のDVDが格安の値段で売っています。あなたならどうする?】 

コピー商品を買うと法律違反。。。とは分かっていても気になりますよね、誰だって。

旺角(モンコック)の信和中心などにいくとコピーソフトがワンサカ。。。

映像ソフトだけでなく、香港では色んなジャンルの製品にコピー製品が見られます。もちろん政府がこれらの違法コピー製品を摘発しているため減少してはいるものの、いたちごっこが続いているように思えます。
例えば、コピーがダメなら「コピーまがい」
Panasonicの商標をコピーしたPanashockって、見た方がショック受けます(苦笑)
これなんかは「商標権」のコピー疑惑ですから、Panasonicあたりからうたっえてくれない限りどうしようもない。Panashockに対して勝訴できるか...んんんんんん微妙ぉ〜。。。
[昔Panasonyというのも見たような...どちらが訴えるのでしょうか、それとも両方必要?]

コピー製品は「当事者の訴えがない限り、取り締まれない」っつうのがいたちごっこを作るポイントかと思うのですよ。実際どうやって告訴しているのか知りませんが、推測すると...
「メーカー名;markの特許製品「魔悪的考察」に対する、B社類似製品「○×△」に関する告訴」という様な具合に『限定』または『明確化』させる必要があるんですなぁ。そうすると...現在出回っている製品群(やTVでいうと番組名)は規制できるワケですよね。ところが新しく発売した製品(や番組)は告訴状のリストに載っていないから、コピーしても大丈夫。
これを抑止するため、メーカー側も新製品出すたびに予め弁護士通じて告訴準備するワケですよ。
弁護士は相手方の企業名と商品名をブランクにした告訴状を握りしめながら、「早うコピー製品出回れぇ〜」とかって血眼で市場を捜す。収入に直接ひびきますからねぇ。でもそのうちにヤクザさんと仲良くなって。。。
ヤクザ;「旦那ぁ〜、告訴するの後一週間待ってよぉ〜」
弁護士;「なんでワシが一週間待たなきゃ、いかんズラ?」(静岡育ちの香港人なんでしょ(笑))
ヤクザ;「今回最初のロットしか販売しないんすヨォ〜。袖の下もしっかりと...ネッネッ!!」
弁護士;「まぁ......待ってやらんこともないが、なんで一週間売り切りなんじゃ?」
ヤクザ;「いやぁ、ウチのセーフティ・テストで問題が見つかったんすよぉ。」
弁護士;「なんじゃ、お前んとこは品質管理やっとるのか?!」
ヤクザ;「お客あってこその商売ですからねぇ、ヘタなモノは売れません。信用第一ィ!!」

って、本当に考えているかは別として、最近のハードはすごいです。よく出来ています。
例えば、安いDVDプレイヤーなんぞは、ほとんど特許侵害に抵触するとおもうのですが。
(または、OEM先の特許使って無許可で自前ブランドとして出しているのか??)
で、本日の写真『DVDプレイヤー』.....2週間ほど前に最近出店しているとあるチェーン店で買ってまいりました。1時間以上ならんで。。。幅広の昔タイプのデザインですが、機能的にはかなりイケテル中間機種。これでHKD199ドル=日本円15円換算でも2,985円!!! 安すぎィ〜!!
もちろん客寄せ商品だから安いのですが、元の販売価格すらHKD249ドル!!(3,735円)
これは、例え特許権侵害でも、消費者にはどっちだか分かりません。訴えられるまでに買った人勝ちみたいなもんでしょうか?きつとグレーゾーンなんでしょうねぇ。

DVDのコピーソフトが映画開幕とともに安価に販売されるという環境が、ハードの家庭への浸透を促進しているのは事実。同時にハード本体の低価格化をどんどん推進しています。
ソフトについては明らかに違法...な部分は確かにあるけれど、『生き馬の目を抜く』アジア経済環境の中で「おっとり商売」していると、どんどん置いてけぼりくらいそうですなぁ。

日本ももうちっょと、違う形で頑張らねば。。。。

コピーソフトはハードの損傷を早める様です。でも....こんだけハード安いと説得力ない? ポチッ