野外パーティ

marktheshadow2005-04-26

【パーティは楽し!!】
拙宅で催した天婦羅パーティ。肖像権の問題があり(笑)天婦羅鍋をメインにアップしてみました。リラックスしたムードで催すパーティは楽しいもの。
今回はインターネットを通じてめぐりあったお友達4名様+ワンちゃん1匹様、とバンド友達2名様、それと私とウチのワンコ1匹、合計7名とワンちゃん2匹でのパーティとなりました。
初対面同士でも『香港』『ブログ』『インターネット』などの話題に盛り上がりました。

それぞれ普段は個人の私生活をしているものの、海外ではこういう場で共通の情報交換の貴重な時間となります。
インターネットというデジタル世界が個々人の情報網として機能し、世界がどんどん身近な存在になる現在において、off会はいわばアナログ的な世界。実存在同士の会話のキャッチボールは、興が乗ってくるとonの場であるインターネットではお話できないことも出てくるものです。
インターネットで、その人それぞれの考え方を理解し、off会ではその人となりの背景を実例を元に確認していく。。。なんか文字で書くと硬いですなぁ(笑)
要は、ネットで気に入った者同士が直接合って話して、もっと親交を深める=ええ〜い、もっと簡単に書けば「ドンチャン騒ぎ」をするってぇことでしょうかねぇ?!
[かなり偏った意見のようですが、魔悪的考察ということでお許しを(笑)]
話題をパーティ...簡単に呑み会としますか...に戻しましょう。海外に居て私が感じるのは、日本では呑み会が少ない。会社の呑み会、取引先の招待、会社の○○パーティというお堅い呑み会。合コンなどの目的がはっきりした呑み会(笑)
というのが主だったところではないでしょうか?
海外では仕事だけでなく、知り合った者同士がどんどん呑み会をしています。まぁ、「日本人同士でつるみ過ぎ」と揶揄される場合もありますが、これ非常に大切な情報交換の場なんですよねぇ。そういう場ではじめて判る重要な情報もあるわけです。
「VISAの問題」「IDの注意点」「税金の計算方法・納め方」など、直接生活に関係する重大事項は政府から日本語で紹介されている場合はほとんど無く、情報もどこから取れるのか最初のウチは「暗中模索」状態です。いつも不安がつきまとう訳です。しかし、友達ができることによってこれらの問題もほとんど解消されます。
呑み会=ライフラインとなる時だってある訳です。不安の解消が楽しい呑み会でできるとすると...最高ですよね。
かくして日本人同士の呑み会が多くなる。呑み会が増えると開催場所ぶある「日本料理店」も多くなる。「日本料理店」が多くなると値段・品質競争が起こりますから「高品質・低価格」を歌ったり「新しい切り口」の料理店が増えます。そうすると...呑み会が増える。。。

要は呑んベェの言い訳になっちゃうわけですよ(笑)

こちら香港ではパーティというとすぐ連想されるのが「BBQ」。日本語でバーベキュウ。[ダサダサですねぇ(笑)]
生活環境が余りよくない香港ではパーティo=野外=BBQというぐらい、野外の楽しみを盛んにやってますねぇ。各地域の大きな公園や、海岸・山の中には無料のBBQサイトが作られており夜中でもパーティやってます。子供も一緒に。朝早くまで(笑)
しかもBBQ材料専門店もあり、安価に楽しめるようになっています。お酒も安いですからねぇ。ビール一缶(普通サイズ355mlクラス)3ドル=45円ぐらいですからねぇ。
呑んで喰って騒がない方がおかしいでしょ?(笑)
私呑めればいい人ですから、香港人の集まりやその他の国の人のパーティによく引っ張られていくんですよ。その中で傑作だったのが音響専用カバン。旅行用のコロ付きカバン(トロリーと呼んだりします)に、充電式の大きなバッテリー・スピーカー・CDプレイヤーを仕込みどこでもダンスのための音楽が流せるっていう優れものです。これを手作業で作るんですから手先の器用な日本人も脱帽ものです。(笑)
日本から来た旅行者や出張者の方をBBQやウチの天婦羅パーティにお呼びすると、すごく喜んでくれます。いわく「海外の生活が垣間見えた」「(外人さんのパーティでも)言葉じゃないね、心だね」「海外で心安らぐ初めての時間」等など、否定的な感想を聞いたことがありません。
「いや、お前はたまたま海外に居るからそんなこといえるのだ!!」とお思いの方いらっしゃるかと思いますが、私は日本でもパーティをしょっちゅう開いておりました。呑んべえですから(笑)
(この話はまた別の機会にいたしますね)

日本は世界の主要国の中で「国民総生産の割りに実際の生活水準」のギャップが一番大きな国と言われているようです。経済は成長したものの、生活を楽しむ方法を知らず、キュウキュウとした生活を戦後60年間続けてきた感さえあります。
お金を使うことが生活を楽しむことと勘違いした「バブル期」もとうの昔のこと。
そろそろ安く、楽しく、すばらしい人間関係を考えてもいい時期なのではないかな?? と思ったりします。

楽しい野外パーティ。だけれど火の始末はわすれずに!! ポチッ(笑)