強力・強烈・絶叫モノ

marktheshadow2005-04-17

【あなたが世の中で一番きらいなものは?】

私がまだ幼少のみぎり(笑)、ある朝寝床で股間に無数の斑点をみつけた。痒いような痛いような、ズボンとこすれることを恐れて、がに股で学校に向かったものだ。(苦笑)

こんな経験皆さんありますか?
その時、母いわく「ぼっかぶり(ごきぶり)に噛まれたんよ!!」
このひと言が脳裏を離れず、忌まわしい恐怖を大脳表皮層に刷り込んでしまったのです。


[どえりゃ、オーバーだぎゃあ(笑)]

はっきり言って、いいオッサンになったいまもゴキブリが大の苦手です。叩き潰すことはできても、その後掃除するのも、いえいえつぶれたゴキブリを見るのさえも大の苦手なんですよ。まぁ、ゴキブリが大好きってぇ人はそんなにいないでしょうけれどねぇ。(苦笑)

【ごきぶり...その①】
香港に赴任したての頃、環境の激変からか眠れず暗闇の中でウトウトするだけの夜か続きました。丁度季節は夏に向かって暑くなっていた頃で、窓を開け放していました。
夜中パタパタという音を聞き「何かな?」と思い、天井の暗闇に目を凝らすと...何かが飛んでいる。コガネムシか何かが入ってきたのだろうと思い、身を起こして電気をつけると。。。
「ギャ〜」
羽音高く、軽快にゴキブリ君が天井近くを旋回しているのです。何分も飛び続けるゴキブリに「ゴ....ゴキブリってこんなに飛べたっけ??」「きっと、ゴキブリに似た虫やで。。。」と自分を勇気づけて近づいてみたら..やっぱりゴキブリ。
あわてて、リビングに逃げてソファで一夜明かした私です。

教訓①「世界には『上には上の』ゴキブリがいる」

【ゴキブリ...その②】
日本のゴキブリより『強靭な体力』と『精神力』を兼ね備えている「恐るべき香港ゴキブリ」を理解した私は、翌日殺虫剤を仕入れてきました。スプレータイプ・ホウ酸団子・ゴキブリホイホイ・etc...しかし結果は...
ゴキブリホイホイ・・・子どもは捕まるが、大人のゴキブリは足だけ1・2本を犠牲にして接着部分からその強靭な体力で逃げさっていく模様(笑)
ホウ酸団子・・・仕掛けから減った量の分だけゴキブリが減って当然と思うが、中にはホウ酸を主食にしているヤツが居るのではないかと思われる...笑)
スプレータイプ・・・これはこれで効くのだろうけれど、弱るまでかなりな量を撒き散らさせられる結果となる。臭い強烈で、こっちが死にそう。(苦笑)

教訓②「相手も必死だ。生きるか死ぬかの戦いと肝に命ぜ!!」(笑)
[写真は蚊取り線香、蚊用のスプレーも...これも強烈な臭い。。]

【ガッチャ(広東語でごきぶり)...その③】
ゴキブリが出てから戦っても遅い。日ごろの防御が大事....とエサを与えぬ様に、整理・整頓・清潔・清掃を心がけた。数ヶ月たち、季節も次第に涼しくなった頃、宿敵ゴキブリを見かけなくなった。
「やった! 私もやればできるじゃ〜ん♪これで快適な生活になる!!!」と喜び、記念の意味も込めて友人を呼んで自宅でパーティを開催した。10人近く集まり最高にご機嫌な夜となった。そのパーティも終わり皆で片付け。翌日から日本帰国だった私は後片付けを手伝っくれる皆に「明日から日本だから、食べ残しは絶対に置かないでね。全部捨ててね。ゴキブリ出たらいやだから...」皆も私のゴキブリぎらいを知っているので、徹底的に片付けてくれたのだった。
一週間後、日本から帰って鍵を開けた私は.......「ギャ〜」再度絶叫。家の中には無数の死骸、這いずり回る、飛び回るゴキブリが。。。
友人の一人がパーティで残ったサツマイモを「気を利かせたつもり」でプランターに植えていたのだ。帰った頃には新芽がのびはじめていい感じになると信じて。。。
それからイヤイヤ一週間いたるところを掃除させられるハメになった。なんと、洗濯機・乾燥機の中にまでウジャウジャと....

教訓;「パーティの後片付けは人任せにするな!!」(笑)

香港は、ゴキブリよりも怖い、『デング熱』をもたらす蚊もいて安心できません。昨年末あたりからは噛まれると火のような激痛がして死人まで出る"Fire Ant"(赤蟻の一種)までいます。虫だと思って軽く考
えてたらとんでもないこともあるそうです。

皆さんは何が怖いですか??

街中に住んでいると問題ないんですがねぇ...あっ、蚊だぁ、え〜い!!ポチッ!!(苦笑)