健康第一

9/6に経過観察という条件つきで退院し、9/11外来検診に行ってまいりました!!


数値的にはGOT・GTPが44と123。正常値は38と35「以下」なのでまだ異常ではあるらしいけれど、退院時と比較すると下がり傾向を示しているらしいので、とりあえず「セーフ」となり、再入院にはならずにすんでおります!! といつても、「昨日現在」の状況でしかないけれど。
これから毎月の外来検診の項目が増えてしまいました。



なんでこんなに元気なヤツが、毎月検診しなきゃなんないんでしょうねぇ〜、イヤンやっちゃう。



ま、そんなことはおいておくとして、入院中に色々と経験させていただき気づいたことがあったので、そのあたりをまとめておこうかなと思います。


1.看護士さんがお世話をしてくれるのは、「病気が重い証拠」
 もちろん看護士の皆さんは優しく患者に接してくれる訳です。どんなに理不尽なことを言おうと、さも自分達が悪かったように誤ってもくれる。(私はそんなことしませんよ。同室の方が時々そんな感じで...)
接し方というより、看護士さんが接する時間と置き換えたほうがよいかもね。
元々「元気な入院患者」であった私。唯一の治療らしいものといえば点滴のみ。薬害が発症原因かも知れないため投薬もすべて止められていました。24時間中点滴をし続けるため8時間おきに看護士さんが笑顔できてくれる。そのたびに「大変ね、あの患者さん」とかって話掛けるとホッとした顔で愚痴じゃないけれど話が出てくる。
おかげで刺しはじめて丸1日は痛みが残る点滴の痛さも忘れることができる。3日おきの点滴の差し替えも楽しみにすらなってくる。

ところが、点滴を止めた(私から拒否したのですが)とたん、看護士さん誰も来なくなっちゃった。きても「おなか痛くない?」程度の情報交換のみ。
それに引き換えお隣の投入病+白内障のおじさんや、内臓から管ぶら下げているおじさんにはしっかり対応時間があるのね。シャワーにも入れない人たちばかりだから、背中の汗拭きにきたり。なんだかジェラシーを感じるほど。

小鳥が巣立つ前の気持ちって、こんなのかもね。うれしさと離れていかねばならない現実に対する寂しさって感じでさ。


2.入院患者にプライバシーはない
 プライバシーがないというより、「体の面では何も隠してはならない」という当たりまえといっちゃあそれまでなんだけけれど、びっくりしちゃった。
だってさぁ、「はい、昨日は小水何回行きました? 大はどう?? ガスは??」なんて聞かれるんだからさぁ。しかも決まって時間をあけて2・3人の看護士に聞かれる。
健康管理の一端なんだけれど、まだうら若き青年の私としては、非常に恥かしい。だから最初のうちは嘘ばっかり言ってました。
「オシッコは4回かなぁ?! ウンチは出てます」程度に。ところが、よくよく考えれば通常でも4回以上オシッコしてるじゃん。(笑)
3日目あたりから「もっと協力的な患者になろう」と思って数えてみたら10回はトイレにいってる。そりゃそうだよねぇ、点滴で1.5Lは無理やり補給されているし、暇だからスポーツドリンク飲むこと。これで1日4回しかトイレいかないなら、よっぽどの膀胱の持ち主って感じよね。
ウンチの情報も両手で固まりの大きさで表現して「これぐらい一杯」、「ガスは日本海のガス油田並み」ってやってたらウケタウケタ。(笑)
恥かしがっちゃダメなんよね。看護士さんも言ってました。患者が恥かしがると看護する方も恥かしくなってしまう。プライバシー上は赤ん坊になりきるのが良いようですね。


3.入院患者は、ある種「別荘に訪れた避暑客」
 すんごいよねぇ。毎晩当直の看護士さんがお世話をしてくれる。こちらはしたい放題。夜中の病室で耳を澄ましていると....

  • 「枕を落とした拾ってくれ」と騒ぐ病人
  • ものすごい「吐き気」をもよおしているのに、ナースコールしない病人。仕方ないから隣の方がナースコール
  • 夜中に徘徊する病人

そりゃもう5〜10分おきに誰かがナースコールするもんねぇ。看護士さんが走り回る足音が夜通し続く。
患者に緊急事態が起こった朝は、患者達より看護士さんの方が病人みたいに見えるときあるもんねぇ。(笑)
こんなことだから、看護士のなリ手が少ないんでしょうねぇ。

わたしの場合、16日入院して15万ほど。1日3食シャワー付きと考えると、設備的にはちょっと割高だけれど、人的サービスから考えると十分リーズナブルな避暑地のホテルっていう感じ?
でも確かにベッドの幅がシングルの半分程度しかなく、マットが薄いのはいただけないけれどねぇ。(笑)


やっぱり健康第一ってぇことですよね。
看護士の皆さぁ〜ん、大変な仕事ですがお体に気をつけてくださいねぇ!!