もろい体、もろい心

最近の日本のニュースおかしいくない?!


今朝のニュース、中国四川省地震が衝撃的だった。つい10日ほど前はミャンマーのサイクロン災害...いたましい災害が続いている。

1万人単位の死傷者がいまもなお出ている。
一刻も早い救出と、亡くなった方のご冥福を祈るしかできない自分自身が歯がゆい。


しかし...日本のニュースに目を転じると、毎日殺人事件の連続。


人間も生き物のひとつでしかないことを思い知らされる。
災害で死亡するのは不可抗力の部分もあるが、同じ種族同士...しかも凶器なくほぼ素手に等しいレベルで人間が死ぬのだ。いかにもろい生き物か。


そんな中で我々は生活している。

通勤・通学の電車の中で肩擦れ合う人々が、ひよっとすると明日自分の首を絞めるかも知れない危険性すらある。

会議で激論を飛ばしあっている相手に刺されるかも知れない。

こうした恐怖は過密都市に住む人々にだけ起こることでないことは、最近のニュースでも周知のとおり。平和だあるはずの田舎でも起こりうるのだから。考えれば恐ろしい状況といえる。


互いの信頼関係...仮に顔見知りでもないとしても、そこには信頼や相手の生命を敬う気持ちが根底にあってはじめて我々の生活があるはず。

動物だって交配期やテリトリー防衛、食べ物の争奪ためには戦う。それは言い換えれば生きるための戦いである。我々が仕事という一定のルールの中で戦う様に。しかし動物はそれ以上傷つけあうことはないのに、どうして人間だけが人を殺すのか。


実に悲しい現実だ。