寒い想い出

完璧に風邪ですねぇ、寒気感じますぅ



嫁さんの風邪も良くなってきた様で、家の中の仕事を再開してくれてホッとしたものの、今度は自分が風邪ひいてしまってねぇ。
でも、「もう風邪ひいちゃったし、嫁さんと一緒に寝ても大丈夫...」なんて、久々に自分のベッドで寝られることに安堵を感じたりね。(笑)
昨夜も仕事から帰って、すぐに横になろうとしたら....




ギョギョギョォ〜
誰かが私のベッドで寝ている。




そうなんです、娘も風邪ひいたらしくて、嫁さんと一緒に寝るんだそうな...
あ〜まだ「寝床ジプシー」の夜が続くのですよ(笑)




仕方ない、昨夜もまたコタツで寝たのです。が、気分を変えてみようと思い、昨夜は窓際で寝てみることにしました。




深夜、窓ガラスから伝わる冷気でしょうか、首筋がひんやり感じる。
タツの掛け布団に頭を突っ込んで寒さをシャットアウト。
で寝ている間にまた頭が外にでてきて、冷気を感じる。



そんなことを繰り返したものの、さすがに睡眠不足と風邪の疲れから目が覚めるところまでいかない。ある意味今夜はラッキー??(笑)



しかし、夢を見ました。
大学4年の冬、バイトを兼ねて行ったスキー場の仕事。
場所は赤倉温泉。ひなびた旅館の2階の奥の方の部屋。
雪混じりの風に木の窓枠がカタカタいってます。
サッシなんて無い頃の窓ですから、冷気も入ってくる。
暖房はコタツだけ。
明日は週末。
現地で知り合った女の子が遊びに来てくれるという。
それだけを楽しみに寒さに耐えよう。
ジャージの上からスキージャケットをはおり、コタツで寝る。




寒い.....上半身がやたら寒い....




明け方目が覚めたものの、焦点が合わない。
目覚めはすごく良いほうなのに、目も頭もボォっとしている。
手の甲を額にあててみる。
熱い...風邪ひいちゃったかぁ...




って、今夜はあの子が遊びにきてくれるというのにぃぃぃぃ!!!!!





途端にボォっとしていた視界も頭もクリアになって、上半身飛び起きた。
ゲンキンなんもんである。(笑)




その時、私の視界を満たしていたのは異常な世界であった。
焦点が合わないものの、周囲が真っ白。




あれっ、目がおかしくなったか?
視力が飛んだ??




悲壮になった。
マナコをさすりながら、普段お招きしない(笑)神さまに祈った。




「これからマジメになります。女の子にも手を出しません。(そう思う、いまは(笑)) ですから、目を治してください。」
なんてね。





そして恐る恐る目をあけてみた。






そこに映ったのは部屋一杯に積もった雪であった。
窓の隙間から吹き込んだ雪が一夜で部屋を満たしていたのだ。
ご丁寧に私の寝ていた部分だけ雪がくりぬかれたような状態になって....(笑)






これっじゃ、雪の原野で寝てたんとおんなじやん!!
よう、死なんかったなぁ〜、ラッキィ〜





と思った瞬間意識を失った。


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そうそう、あの時と同じ寒気やなぁ.....



そんなことを思い出し、笑いながら眠りに落ちた。(苦笑)


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さすがに、いまの家ですら、雪が降り積った、なんてオチはないですよぉ〜
しかも生きてますよぉ〜(苦笑)





貴方が死にそうになった経験は??