もしも...の世界
Ken Grimwoodという小説家ご存知ですか?
じゃ、小説「リプレイ」はご存知??
この小説家、本名Kenneth Milton Grimwood (1944年2月生まれ、2003年6月5没)
日本では1997年に角川書店から発行されたディープ・ブルーという作品と、その前作(?)ともいうべき作品「リプレイ」の二編しか紹介されていないんですよね。
もともと放送作家のためか、20年を越える小説家生活中、原書での作品も7作品程度しかない様です。
というか、この小説家さんの情報ってすんごく限られた程度しかないんですよねぇ。謎の人...(笑)まぁ、書き手の事はおいておくとして、その代表作であるリプレイは私の読書ツボ...いえいえそれだけではなく「小説書きたい欲求」をかきたててくれたケッサクなんですよね。
いや、私の人生を変えたといっても過言ではないような....(笑)事実、幾多の小説家のアイデアの原点にも使われている不滅の名作ともいえます。
新潮文庫からすでに23版以上の重版されているベストセラーなので、ご存知の方もいらっしゃいますよね。
私もすでに30冊以上、買っては読み、友達にさしあげて...を繰り返しています。
25年前に突如戻れるとしたらどうするか?
簡単に言えばこれが主テーマな訳ですが、考えさせられます。
意識や知識はそのままに、体だけ25年前に若返りする訳です。
もしもの世界ではあるものの、もう一度チャレンジできるならどうするか色んな選択がありますよね。しかも違う枝道に進むことで予測不可能な人生が展開されていく。
- あの日、意思を決めていなければ...
- あの時、彼女に話しかけなければ...
- あの夜、あそこに行かなければ.....
ふとしたことが人生を変えるきっかけになるわけです。
25年どころか、10年前に戻れるならどうしているか?
もっと頑張って広東語勉強するべきだった、もっと色んな中華料理にトライすべきだった、バンド活動をもっと早くからすべきだった......
あんまりロクな内容ありません(笑)
やり直せたとしても同じことやるでしょうね。
それだけ、香港での10年は私にとって避けて通ることのできない人生イベントのひとつだったのではないかと思うのです。
さらに以前、25年前に戻ることができ全然違う人生を歩みはじめたとしても、きっと1997年前後には香港にいたのでないかと思うのです。
いえいえ、1990年頃には東京にいたでしょうし....
一言で運命だとかって片付けられることじゃなくて、非常に巧妙に私の人生のDNAに組み込まれている感さえする訳です。
大阪から東京、東京から大阪、大阪から香港....よくよく考えると「移動するきっかけがオカシイ」ことに気がつきました。
いまさらながら...(笑)
こんなこと以前なら笑い話で済ましていた訳ですが、ずっと過去を振り返ると余りにも突拍子もないきっかけ....「普通そんなのないでしょ?!」というイベントに翻弄されて移動しているんですよね。
ある意味「都合よすぎるイベント発生」って感じ?
私担当の神様に後先考えずに無理やりコントロールされているっていうか...だから周囲から見たら笑い話にしか見えないっていうか。
まぁ私が行き当たりバッタリだから、担当の神様もそうであるのは仕方ないことでして...うらみません、神様ぁ〜(苦笑)
と、いうことは、またまた変なイベントが発生して「笑い話」みたいな人生が続くっていうことなんだろうなぁ...楽しみであり、また苦労するんだろうなぁ、なんて思っちゃう。
仕方ない、残る5日間、最後まで楽しもうっと!! そして日本でのイベントに備えようっと!!
今度はまたどんなドタバタ・ギャグな毎日なんでしょうかねぇ?!
予告編ないの? 神様??(笑)
神様との交信コーナー
ひょっとして、あの○○が次のイベントのきっかけじゃないよねぇ?
ウソッ、こりゃキッツゥ〜!!
じゃ、その代わりといっちゃなんだけれど、ご褒美は何かありますぅ〜?
えっ、無償??
そんな殺生なぁ〜
その後のドタバタはまた、別の日に報告させていただきまぁ〜すぅ♪
まだお読みでない方は、下記をどうぞ!!
- 作者: ケン・グリムウッド,杉山高之
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1990/07/27
- メディア: 文庫
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原書では下記7タイトルがあります
1 Early life
2 Breakthrough
3 Two Plus Two
4 Replay
5 Into the Deep
6 Elise and The Voice Outside
7 External linksただし、現在入手できるのは5タイトルの様ですが...