景気回復!!........本当??
エライことですよねぇ
世の中は好景気だそうで企業の投資が増えるし、新卒採用市場が久々の大逆転現象を起こしているそうで...
なんか「それウソ!!」って思っているのは私一人....皆さんも??
景気がいいっていうのはもちろん良いことなんですが....
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12年前...そうまだ私が企業コンサルタントやってた頃、行く先々の担当者の方から「バブル余波は後どれだけ続くと思いますか?」って聞かれました。
経済評論家でもない私に聞くのですから、それだけ担当者の人々も先行きが不安だったんでしょうねぇ。
で、私の答えは「後最低10年は続く」って答えたんですね。
だいたい合っていたんですかネェ〜??
(「 」内は私の本音(笑))
1.アメリカの経済を見ても例の「双子の赤字」が80年代解消できなかった。
「アメリカができないものを、どうやってバブル初体験の日本が簡単にクリアできんねん!!」
(アメリカはまた同じ状態に戻っているけれど....)
2.バブルによるインフレ経済が突然デノミ経済になった...アメリカの双子の赤字よりも下落度がすさまじく、体力自慢だった若人が実は80歳を越える老人だった....ぐらい回復力がないほど無理していたことが判明したような状況。
回復だけでなく、維持する体力も必要。
「年齢もデノミなったらええねんけどなぁ!!(笑)」
3.リストラをどんどん行ってはいるものの、日本的慣習である「終身雇用制」などがまだ廃絶でききれていなかった。日本人は「習慣」「慣例」を大事にする民族だから、これを廃絶するには世間のムードが「止むを得ない」状態まで醸成されることが必要。だけれど、マイナス環境への変転にはパワーと時間がものすごく掛かること。変転したとしても、仕組みとしてきちんと維持できることが大切。
「常識やろ!! って今後言うたら殴るでぇ〜!!(笑)」
4.倒産・リストラにより発生する人材のダブつきが解消されない限り解決にはならず、たとえ一部の企業による好景気が訪れたとしても、それは永続性のあるものではなく「搾取」の様な短期的なものに基づいた景気回復であること。失業率が減るだけではなく、恒常的に各年齢層の需要が人材マーケットに起こること。
「その前にまず給料あげてくれぇ〜!!(笑)」
と、いうようなこと全て解決されたのかなぁ〜??
まぁ、難しいことは置いといてっと.....(笑)
とにかく日本国民全員が「あ〜、やっと終わった。でもこれからも節約しようね」「やっぱり一生懸命生きるといいことがあるんだよね」なんて、心から発せられる「余裕を感じさせる言葉」が出てこない限り「景気回復」と言っちゃいけないんでは??
そういう意味ではやっと「出口が見えた」段階であって、これからが本当の景気回復のステップかと思っちゃうわけです。
頭だけ出そうとしたら、首のところで扉が閉じたらどうするの?? っていうところだと思いません?(笑)
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まぁ、こんな感じですかねぇ〜?!
でも本音の部分でいけば「あれだけスゴイ経済不況を経験したんだから、人間としてもう一歩前進しようよ!!」って思いません?
その点、香港人...いいえ他のアジアの人々は強いですよねぇ。
アジアの人はどんな状況でも笑って、生活を楽しむ余裕がある。
経済成長がずっと続いてしまったために日本人の意識が中途半端に高くなりすぎましたよね。「落ちるの怖い症候群」みたいな感じ?
私? 落ちっ放し症候群かなぁ〜(苦笑)
日本人は生活を落とすのは死ぬより怖い。何より他の人の視線が怖い...って冗談みたいな部分ありますよねぇ。
生活落とすぐらいなら、犯罪を...これも何か違うような...
大げさすぎるかも知れないけれど、「こういう意識がないと、こんな事件起きないやろぉ〜」と思えるニュースに出くわしますよねぇ。
えっ、考えすぎですかねぇ?
だったらいいんですけれどねぇ......大丈夫かなぁ、ブツブツブツ.....なんせ落ちっ放し症候群ですから.....(苦笑)